ポーカーを始める前、一番最初に覚えておかなければいけないのが10種類ある役の構成と強さです。
ポーカーには様々な種類があり、遊び方やルールなどの違いこそありますが、その全てに共通するのが役です。
今回は、初めてオンラインポーカーにチャレンジしてみようと考えている方、ポーカーの役を完全に覚えたい方に向け、ポーカーの役一覧、完成する確率、強さ、そして同一役だった場合の勝敗決定などについて詳しく解説します。
そもそもポーカーの役とは?初心者が最初に覚えるべき基本ルール
ポーカーの役とは、決められたカードの数字やスート(マーク)の構成をハンド(手札)で作り、勝敗を決定するものです。
最終的にプレイヤー同士で役をオープンにし、強い役を持っているプレイヤーが勝者となります。
ロイヤルストレートフラッシュやフォーカード、フルハウスなど、役の種類は全部で10種類あり、それぞれ完成する確率が大きく異なります。
役はポーカー初心者が最初に覚えるべき基本ルールでもあり、役の全てを理解していなければ、ポーカーの進行はもちろん、戦略を練ることも不可能です。
全ての役の構成、強さ、確率を理解し、ポーカーを楽しみましょう!
ポーカーの役の強さは?悩んだ時に役立つ強さの順番と完成する確率の早見表
ポーカーの役名と完成する確率が一目でわかるよう、早見表を作成しました。
確率は52枚あるカードからランダムに5枚ピックアップした際の数値のため、スタッドポーカーやドローポーカーなどポーカーの種類によって若干異なります。
完成確率の最も低いロイヤルストレートフラッシュが最強役で、特定の役が完成しないハイカードが最弱の役となります。
役名 | 完成確率 |
ロイヤルストレートフラッシュ | 0.00015% |
ストレートフラッシュ | 0.0014% |
フォーカード | 0.025% |
フルハウス | 0.1429% |
フラッシュ | 0.2% |
ストレート | 0.4% |
スリーカード | 2.13% |
ツーペア | 4.76% |
ワンペア | 41.67% |
ハイカード | 最大50.0% |
大学の論文「ポーカー型対戦ゲームの数学的理論と設計」に書かれている役の出現確率のグラフを見てもわかる通り、それぞれの役の確率には大きな差があります。
ほとんどの役が小数点以下の確率で、どれだけ強い役を完成させるのかが難しいとご理解いただけると思います。これこそポーカーの醍醐味であり、強い役が完成した時でも動揺することなく、相手を下ろさず勝負させることが重要です。
またハイカードはいわゆる「ブタ」(役なし)となるため正確には役として認められなく、ハイカードを採用しないポーカーの種類もあります。
ポーカーを始める前に、それぞれのポーカーのルールをきちんと確認しておきましょう。
【ポーカーの役一覧】勝敗を左右する10個の役を強い順にご紹介
ポーカーの役の組み合わせと強さ、出現確率について、画像や具体例を用いながら、強い順に詳しく解説します。
ロイヤルストレートフラッシュ:問答無用のポーカー最強役
確率 | 0.00015%(1/650000) |
ロイヤルストレートフラッシュとは、5枚のカードが同じスートで、なおかつ「10」「J」「Q」「K」「A」と並んだポーカーにおける問答無用で最強の役です。ロイヤルフラッシュとも呼ばれます。
5つの数字が並ぶ「ストレート」、同一マークが揃う「フラッシュ」、さらにカードの絵柄で使われる「ロイヤル(王室)」この全てが揃って完成するため、ロイヤルストレートフラッシュと命名されています。
完成する確率は天文学数値と言っても過言ではなく、650,000回に1回の割合です。プロのポーカープレイヤーは1年間で50,000回の役を作ると言われており、数多くの場を踏んでいるプロでも13年に1回出るか出ないかの非常に稀な役です。
ちなみに麻雀の役満として知られ、「出たら死ぬ」という逸話もある九蓮宝燈の完成確率が0.00045%のため、それよりも低いロイヤルストレートフラッシュがどれだけ難しい役なのか容易に理解できるはずです。
ストレートフラッシュ:ほぼ負けない!勝ちを確信してもOK
確率 | 0.0014%(1/70000) |
ストレートフラッシュとは、5枚のカードの数字が並び、スートの種類も全て同じ時に完成する役です。数字が限られているロイヤルストレートフラッシュとは異なり、ストレートフラッシュはどの数字の組み合わせも成立します。
ただしカードはA(1)から始まりK(13)で終わるため、この範囲内で数字が並んでいないといけません。例えば「Q」「K」「A」「2」「3」のように、「K」から「A」をまたいでの数字並びはストレートフラッシュとして認められません。
完成する確率は0.0014%で、ロイヤルストレートフラッシュよりも9倍以上出やすい役ですが、ストレートフラッシュの完成はそう簡単ではありません。ほぼ負けないため、勝利を確信しても良いでしょう。
フォーカード:4枚の同一数字が並んだ美しさと強さもある役
確率 | 0.025%(1/4000) |
フォーカードとは、5枚のカードのうち4枚が同一の数字で構成された役で、残り1枚のカードは何でも構いません。またポーカーは基本1デックで行われるため、数字もスートも同一のカードは存在しなく、数字を揃える役の中でフォーカードは最強役となります。
日本ではフォーカードという名称で知られていますが、英語圏ではフォー・オブ・ア・カインドが一般的です。どちらも名称が異なるだけで、構成は全く同じです。
完成確率は0.025%と低く、役としても非常に強いですが、コミュニティカードを使うテキサスホールデムポーカーでは意外と出やすく、年間で10回以上出しているプロも珍しくありません。
また全てのカードの代替が可能なオールマイティーのジョーカーを含むとファイブカードが完成しますが、国際的なポーカーにおいてジョーカーは使用しません。
フルハウス:確率約0.14%でもテキサスホールデムでは完成しやすい
確率 | 0.1429%(1/700) |
フルハウスとは、スリーカードとワンペアがハンド内で完成した役のことで、3つの同一数字と2つの同一数字で構成されます。スートの種類に指定はありません。
上位に位置する強い役の中でも比較的出やすく、確率約0.14%ではありますが、テキサスホールデムポーカーでは頻繁に目にします。また見た目が美しく、フルハウスで勝つことに特別な感情を抱くプロのポーカープレイヤーも多くいます。
フルハウスは「家がいっぱい」という意味を持ち、例えば劇場の満員御礼時や議会の満場一致時などにも使われます。ポーカーの場合、5枚全てのカードで完成する役という意味でフルハウスと呼ばれています。
フラッシュ:スートさえ揃っていれば数字の指定は特になし
確率 | 0.2%(1/500 ) |
フラッシュとは、5枚全てのカードが同一のスートで完成する役のことで、数字に指定はありません。もちろん数字が並んでいればストレートフラッシュ、「10」「J」「Q」「K」「A」と揃えばロイヤルストレートフラッシュが完成します。
10種類あるポーカーの役のうち、このフラッシュあたりから出やすい役となり、1日に何度も目にする機会があります。しかし勝つ可能性は十分にあるため、どんな種類のポーカーでも、フラッシュが完成していれば迷うことなく勝負するべきでしょう。
また5枚のカードのうち4枚が同一スートの状態をフラッシュドローと呼び、フロップポーカーやドローポーカーでは大チャンスとなります。もちろんスタッドポーカーではすでに役が確定しているため、ワンペアかハイカード、ブタが確定します。
ストレート:5枚の数字が連続した役!完成すれば意外と勝てる
確率 | 0.4%(1/250) |
ストレートとは、5枚の数字が並んだ役のことで、スートの種類に指定はありません。数字が並び、なおかつスートまで揃っていればストレートフラッシュやロイヤルストレートフラッシュが完成します。
ポーカー初心者でよく悩むのがストレートとフラッシュの強さです。構成こそ全く異なりますが、なんとなくニュアンスが似ているため、強さが上下してしまう傾向にあります。しかし確率論的に両役には2倍の差があり、ストレートの方が圧倒的に完成しやすい役です。
1つ注意点として、同じストレートでも3枚のカードのみで行われるスリーカードポーカーの場合、役の強さが逆転し、フラッシュの方が強くなります。もしカジノでスリーカードポーカーに挑戦する場合には注意しましょう。
スリーカード:念願のフォーカードやフルハウスまであと1枚の惜しい役
確率 | 2.13%(1/47) |
スリーカードとは、3つのカードの数字が同一の役のことで、スートや残り2枚のカードに関しても指定はありません。スリーカードと呼ぶのは日本を含む一部の国のみで、国際的にはスリー・オブ・ア・カインドと呼ぶのが一般的です。
完成確率は2.13%と非常に高く、ポーカーで遊んでいれば自分のハンドでも1日何度も完成するほどです。その分、負ける可能性が高いため、状況によっては勝負から下りる決断も重要となります。
しかし早い段階でスリーカードが完成していた場合、テキサスホールデムポーカーでは大チャンスです。フォーカードやフルハウスまであと1枚の惜しい役のため、コミュニティカード次第では一発逆転も起こり得る状態です。
またカードチェンジや追加の一切ないスタッドポーカーにおいてスリーカードは非常に強い役となり、余程周囲のプレイヤーやディーラーに展開が傾いていない限り、ほぼ負けることはありません。
ツーペア:負ける可能性が高く最終的にフルハウス以上の完成を願うべし
確率 | 4.76%(1/21) |
ツーペアは、同一数字のカードが2組完成した役のことで、スートは問わず、漏れた残りの1枚にも指定はありません。20回に1回の割合で完成する弱い役のため、残念ながらテキサスホールデムポーカーでは負ける可能性が高くなります。
しかしコミュニティカードが残っていれば、スリーカード、フルハウス、フォーカードが完成するチャンスが残されています。またスリーカードと同様、スタッドポーカーにおいては十分に強い役となるため、絶対に勝負すべきです。
ワンペア:約42%で頻繁に完成!残念ながら勝率はかなり低い
確率 | 41.67%(1/2.4 ) |
ワンペアは、同一数字のカードが1組完成した役のことで、スートや残り3枚のカードに指定はありません。2回に1回弱の割合で完成するため、残念ながら勝率はかなり低く、ワンペアでの無茶な駆け引きは危険です。
一般的なポーカーでは最弱の役であり、次項でご紹介するハイカードを役として認めていないポーカーもあります。ルール次第ですが、ワンペアが完成していなければ強制的に負けが確定するポーカーも存在します。
また最初に配られたカードでワンペアが完成している状態のことをポケットペアと呼び、ドローポーカーやフロップポーカーでは、非常に有利な状態となります。
ハイカード:役なしでも大きい数字を持っていれば逆転のチャンスあり
確率 | 50.0%(1/2) |
ハイカードとは、何の役も完成していない状態のことで、英語圏では「ノーペア」、日本では「ブタ」とも呼ばれています。ワンペア以上が完成する確率が約50%のため、必然的にハイカードも約50%となります。
またスリーカードでは「Q」以上(「Q」「K」「A」)のみハイカードとして認められ、「J」以下は完全なる役なしとなり、その時点で勝利はなくなります。
どんなポーカーでもハイカードでの勝負はブラフのテクニックが必要で、とにかく他のプレイヤーを勝負から下ろさなければいけません。実際に世界最大のポーカー大会「WSOP」の決勝でブラフに成功し、ハイカードで優勝したケースがあります。
最弱の役ではありますが、ハイカードだからと言って100%確実に負ける役ではありません。ハイカードのブラフで勝つテクニックを学びましょう。
ポーカーで複数プレイヤーが同一役だった場合の勝敗の決まり方
完成したポーカーの役が他のプレイヤーと同一だった場合、勝敗は数字の大きさやキッカー、スートの種類などによって決まります。
勝者がハッキリしているポーカーに引き分けという概念はなく、最終的には必ず勝敗が決まり、どれだけ強い役でも同一役ならどちらかが必ず敗者となります。
ここではポーカーで複数プレイヤーが同一役だった場合の勝敗の決まり方について詳しく解説します。
役の中に一番大きな数字を持っているプレイヤーが勝ち
複数プレイヤーが同一役だった場合、まず最初に比較するのが役の中に入っている数字の大きさで、一番大きな数字を持っているプレイヤーに軍配が上がります。
最も弱い数字が「2」で、逆に最も強い数字が「A」となります。
例えばプレイヤーAが【「7」「7」「2」「4」「J」】、プレイヤーBが【「9」「9」「3」「J」「K」】と同じワンペアが完成していたとします。
プレイヤーAが「7」のワンペア、プレイヤーBが「9」のワンペアのため、勝者はプレイヤーAとなります。
またプレイヤーA【「5」「5」「5」「A」「A」】、プレイヤーB【「Q」「Q」「Q」「K」「K」】のように、お互いにフルハウスが完成したとします。
一見、プレイヤーBの方が強そうに見えますが、プレイヤーAが最も強い数字の「A」を含んでいるため、前者の勝ちが確定します。ただしプレイヤーBの「K」が「A」で同一だった場合、残り3枚が「Q」のため、「5」のプレイヤーAの負けとなります。
数字で決まらなければ最終的にキッカーで勝敗が決まる
もし完成した役の数字が全て同じだった場合、最終的な勝敗はキッカーの数字で決まります。キッカーとは役の構成とは関係のない漏れた残りのカードのことです。
例えばプレイヤーAが【「7」「7」「2」「4」「J」】、プレイヤーBが【「7」「7」「3」「J」「K」】と、同じ数字のワンペアが完成していたとします。
役が構成された数字で勝敗が決まらなく、残り3枚のキッカーを比較します。プレイヤーAが持つ最大のキッカーが「J」、プレイヤーBは「K」となるため、同じワンペアでもプレイヤーBの勝利が確定します。
捨てカードと思われがちな役から漏れたカードですが、実際にはキッカーとして勝敗を左右する非常に重要な存在なのです。
大会のルールによってスートの強さで決まる場合もある
ポーカーの大会によっては、同一役での勝敗の判断をスートの強さで決する場合もあります。よく「ポーカーにスートの強さはない」と解説するサイトもありますが、実際には国際的に認められたスートの強さがあります。
最も強いスートがスペードで、次いでハート、ダイヤ、そして最も弱いのがクラブ(クローバー)となります。
ポーカーは1デックで行われるため、同一の数字とスートでの勝負という展開は起こり得ません。このスートの強さが存在する限り、最終的に必ず勝負が決まります。
ポーカーの役が覚えられない!初心者におすすめの覚え方4選
ポーカーの役は10個しかないため初心者でも簡単に覚えられますが、あまりカードで遊んだ経験がない場合、なかなか役を覚えられないかもしれません。
どんなポーカーでも全ての役を覚えなければ始められません。逆に考えれば、全ての役さえ覚えてしまえば、種類に関係なくあらゆるポーカーを楽しめるようになります。
ここではポーカーの役が覚えられない!という初心者に向け、おすすめの覚え方について4つご紹介します。もちろん全て一切お金はかからないので、是非実践してみてください。
とにかくポーカー役の早見表を参考にして丸暗記する
最も簡単なのがポーカー役の早見表を参考にし、時間をかけて丸暗記する方法です。丸暗記と言っても決して難しくはありません。
派手な名前ほど強い役で、「ワン」「ツー」「スリー」といった数字は大きいほど強くなると考えれば簡単に覚えられます。あとは完成する確率がかなり衝撃的な数字なので、名前と合わせて覚えればわかりやすいでしょう。
是非とも当ページの早見表と役一覧を参考にし、ポーカーの役を勉強してみてください。
実際のカードを使って友達とプレイしながら覚える
ポーカー初心者はカードに慣れるという意味でも、実際のカードを使って友達とポーカーをプレイしながら覚えるのも効率的です。
いきなり正式なルールに則って遊ぶ必要はありません。目的はポーカーの役を覚えることなので、最もシンプルですぐにできるスタッドポーカーをおすすめします。
ジョーカーを除く52枚のカードを用意し、全てのプレイヤーに5枚づつ配ります。スタッドポーカーなのでカードチェンジはなく、最初に配られた5枚のカードで勝負します。しかし強い役はなかなか出ないので、ビデオポーカーのように1回のチェンジを認められたドローポーカーもおすすめです。
このように実際のカードを使って友達をプレイしながら覚えることで、楽しくポーカーの役を覚えられるでしょう。ただし友達同士でもお金を賭けると賭博罪が成立するため、絶対にギャンブルとして遊んではいけません。
オンラインカジノの無料デモプレイ(テーブルゲーム)で遊ぶ
オンラインカジノの無料デモプレイなら、一切のお金を賭けることなく本格的なポーカーで遊べるため、実践をしながら役を覚えられます。
無料デモプレイで遊ぶのにオンラインカジノへの登録は必要ありません。ログアウト状態でも遊べるので、ただオンラインカジノへアクセスし、無料デモプレイに対応したポーカーをクリック(タップ)するだけです。
ポーカーの画面が開くと、ゲームで使えるバーチャルマネーが自動的に反映されます。もちろんバーチャルマネーで勝っても勝利金はもらえませんが、なくなってもページを更新する度に何度でも追加されるので、バーチャルマネーの残高を気にせず遊べます。
ただし遊べるのはコンピューターと対戦するテーブルゲームのみです。本格的なライブカジノは無料デモプレイの対象外となります。
KKポーカーのフリーロール(無料トーナメント)に参加して実践で覚える
世界最大級のオンラインポーカーであるKK Pokerへ登録し、無料トーナメントのフリーロールへ参加するのもポーカーの役を覚える方法としておすすめです。
KKポーカーとは、世界中のプレイヤー同士で競い合う対人式のオンラインポーカーで、実際のお金を賭けた本格的なポーカーを楽しめるアプリです。
そんなKKポーカーで定期的に開催しているのがフリーロールで、無料で参加できるだけでなく、上位に入賞すれば賞金ももらえます。賞金額は優勝しても30ドル程度ですが、資金の損失リスクゼロで稼げるチャンスがあり、なおかつポーカーの練習にもなるため、役を覚える方法としては最高です。
KKポーカーへの登録方法はとっても簡単で、専用のアプリをダウンロード後、メールアドレスとパスワードのみで登録できます。氏名や電話番号などの個人情報は一切必要ありません。
ポーカーの役に関するよくある質問
最後にポーカーの役に関するよくある質問と回答をまとめてみました。
- 正式なポーカーの役でジョーカーを含んだファイブカードは存在しませんか?
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ファイブカード自体は存在しますが、国際的なポーカーの大会ではジョーカーを使用しないため、物理的にファイブカードは完成しません。
しかしビデオポーカーや日本で一般的に行われているポーカーの場合はジョーカーを使用するケースが多く、役の強さの順位が変わってきます。
通常の最強役はロイヤルストレートフラッシュですが、ジョーカーを含めるとファイブカードが最強になります。
- ポーカーで役なし(ブタ)同士なら勝敗はどうなりますか?
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もしポーカーで役なし同士の対戦となった場合、5枚のハンドのうち最も数字の高いカードを持っていたプレイヤーの勝利となります。
例えば【「2」「5」「10」「J」「Q」】と【「3」「4」「10」「Q」「K」】だった場合の勝者は「K」を持つ後者です。「2」が最も弱く、「A」が最も強い数字となります。
また最も強い数字が同じだった場合は2番目に大きな数字、それも同じなら3番目の数字と、ハンド内の数字で決定します。確率的には非常に低いですが、5枚とも全て同じ数字となった時には、最も大きな数字のスートの強さで勝敗を決めます。
- ポーカーの役名に意味はありますか?
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ポーカーの役名には全て意味があります。基本的にはハンドの構成に則って決められているため、役名がわかればある程度そんなハンドなのか理解できます。
例えば数字が並んでいるから「ストレート」、溢れるという意味でラテン語のfluxusからきた「フラッシュ」、どちらも満たしている「ストレートフラッシュ」などです。
そしてストレートフラッシュの中でも王室(ロイヤル)の絵柄全てが揃うと「ロイヤルストレートフラッシュ」となります。
- ポーカーの役でローカルルールはありますか?
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ポーカーは世界中で遊ばれるカードゲームのため、ゲーム性のローカルルールは数百種類あると言われていますが、ローカルの役はほとんどありません。
唯一有名なローカル役として「エーケー(AK)」が挙げられ、「A」と「K」を持っているだけで成立します。エーケーはテキサスホールデムポーカーにおける2枚のハンドでも使われる言葉ですが、役として採用しているローカルルールもあります。