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ポーカーで稼げない原因を徹底解明!稼ぐためのポイントも解説

オンラインポーカーでプレイしているけれど、なかなか稼げないという人は少なくないでしょう。ポーカープロともなれば数億円を稼ぐ人もいる一方で、自分が稼げないのは運が悪いからだと思うかもしれません。

ポーカーは運の要素もありますが、稼げる人と稼げない人の違いは明白です。ここではポーカーで稼げない理由を徹底解明し、稼ぐためにすべきことを説明します。

目次

ポーカーで稼ぐためにすべきこと

まずはポーカースキルに触れる前に、ポーカーで稼ぐためにすべき最低限のことを理解しておきましょう。

オンラインポーカーに登録する

ポーカーで稼ぐためには海外のカジノに足を運ぶか、あるいはオンラインポーカーの利用が必要です。普段は会社で仕事をしている人が手軽にポーカーで稼ごうと思うのであれば、オンラインポーカーの登録は必須でしょう。

そして大事なことはキャッシュの入出金ができることとキャッシュを使ってポーカープレイができるサービスであることです。そのためのサイト選びでは、ライセンスを保有しているか確認する必要があります。

ライセンスを取得しているオンラインポーカーサイトは決済における心配がないことと、ゲームそのものの公平性があることが特徴です。そのためライセンスを保有しているかどうかは必ずチェックしておきましょう。

キャッシュゲームに参加する

またポーカーで稼ぐ方法はキャッシュゲーム(リングゲーム)とトーナメントがあります。キャッシュゲームはプレイヤーのチップを賭けて直接奪い合うものです。一方でトーナメントは参加費を支払い、成績が上位になれば賞金を獲得できます。

キャッシュゲームはダイレクトに資金が増減する緊張感がありますが、トーナメントは少ない参加費で多額の賞金を得る一方で勝ち続けるのは難しいことが難点です。

大金を稼ぐポーカープレイヤーはトーナメントで賞金を獲得していますが、トーナメントのみで稼げるのはごく一部のトッププレイヤーのみです。

まずはキャッシュゲームで地道に稼ぐようにしましょう。

ポーカーで稼げない理由

続いて本題となるポーカーで稼げない理由を説明します。大きく分けると稼げない理由には「スキル不足」と「スキル以外のこと」が挙げられます。

スキルに関する稼げない理由7つ

まずはポーカースキルに関する稼げない理由を7つご紹介します。

経験が足りない

ポーカーで稼げない大きな理由として考えられるのは、圧倒的に経験が足りないことです。覚えるべきスキルは数多くありますが、それを生かすためには経験が必要です。

プロのポーカープレイヤーにはオンラインポーカーで多面打ちをしている人が少なくありません。多面打ちは一度に複数のテーブルでプレイすることですが、1時間に数百ハンドほどをプレイする人もいると言われます。

※ このプレイヤーの総プレイハンド数は25万2,009(KKPokerより)

稼げるようになるまで数万ハンドはプレイするようにしましょう。強いポーカープレイヤーは数十万ハンドの経験を積んでいますし、高レートで稼いでいるプレイヤーはほぼみんな数万ハンドをプレイしています。

感覚でプレイしている

勝てそうだと判断したらプリフロップでオールインするというようなことをしてはポーカーで稼ぐことはできません。

※ 「77」のプレイヤーがオールイン

ポケットペアが「AA」であっても必ず勝てるわけではありません。プリフロップでのオールインはかなりリスクが高いことを理解しておきましょう。

あるいは強いハンドで勝ったプレイヤーが次のゲームでも強気のレイズをした場合、そうそう強いハンドは回ってこないはずだとの推測をすることはないでしょうか。このような根拠のない推測もポーカーで稼ぐためには不要です。特定のプレイヤーに「A」や「K」が集まるということは決して珍しくありません。

ポーカーは勝てそうかどうかという自己判断でプレイしているとなかなか稼げません。自分のハンドだけでなく、ほかのプレイヤーのハンドにも意識を向けることが大事です。そして根拠のない思い込みを捨てることも稼ぐためには必要です。

勝敗は運で決まると思っている

運の良し悪しで勝敗が決まると思う人もポーカーで稼げないでしょう。

配られるカードはランダムに決まりますが、それでも稼ぎ続けるプレイヤーはいます。それは決して運の良さに恵まれているわけではありません。稼げない人とは明らかにスキルの違いがあるのです。

自分がポーカーで稼げないのは運が悪いからだと思っていては、いくら経験を積んでも稼げるようにはならないので注意しましょう。

強いハンドなら勝てると思う

ポーカーは強いハンドさえあれば勝てるというものでもありません。運が悪ければどれほど強いハンドを持っていても負けることはあります。

たとえば自分のハンドが「K♧7♧」でテーブルに開いたカードが「A♧6♤10♧A♡」だとします。もう1枚クローバーが出ればフラッシュが完成します。

そしてリバーで「5♧」が開き勝ちを確信したとしましょう。しかし相手プレイヤーが「A♤5♤」を開いて負けるというケースはあります。

※ オールインし相手はコール

※ 「D」はディーラーボタン、「S」はスモールブラインド、「B」はブラインド

※ この時点での勝率は61.03%

※ フルハウスに負ける

ポーカーで稼ぎ続けるプレイヤーはそのようなケースを数多く経験しています。たとえ強いハンドを持っていても勝てないことがありますし、逆に弱いハンドを持っていても勝てることがあることを理解しておきましょう。

ハンドレンジを意識していない

ポーカーで稼げない人は「ハンドレンジ」を意識していないケースが多いようです。ハンドレンジの意味はいろいろありますが、ここではゲームに参加するスターティングハンドの範囲」とします。

ハンドレンジを広くすればゲームへの参加率は高くなり、弱いハンドでもツーペアやフラッシュなどで強いハンドのプレイヤーに勝つ可能性はあります。しかし統計的には強いハンドに負ける可能性が高いものです。

オンラインポーカーサイトによっては対戦相手のゲーム参加率などをチェックできるものがあります。強いプレイヤーのゲーム参加率を見ると30%から25%くらいの範囲となっています。

※ KKPokerより(参加率(VPIP)は28%)

強いハンドの時だけ参加してもポーカーでは稼げないものですが、どんなハンドでも参加していては負ける確率が高いため稼げないようになります。

ポジションを意識していない

ある程度のハンドレンジを自分なりに作っても、ポジションを意識していない人はポーカーで稼げないでしょう。

ポジションはアクションをする順番のことですが、たとえば同じ強さのハンドを持っていても、アーリーポジションとレイトポジションではゲームに参加するか否かの判断が変わります。

アーリーポジションではあとのプレイヤーが何人ゲームに参加するのかわからないので、ハンドレンジは狭く設定する必要があります。レイトポジションであれば、その前に参加するプレイヤーが少なければ多少はハンドレンジを広くできます。

このようにポジションを意識してゲームへの参加を判断しなければポーカーではなかなか稼げません。

ブラフが使えない

ブラフをうまく使えない人もポーカーで稼げない傾向があります。勝機はなかなか巡ってこないものなので、時には弱いハンドでも勝ちにいかなければなりません。

とはいえむやみに弱いハンドで強気のレイズをしても、返り討ちに合っては資金を無駄に失って終わります。ブラフをどのように使うのかを学ぶことが必要です。

ポーカーはアーリーポジション(アクションの順番が早いポジション)は不利とされます。しかしブラフを使う場合には有利になることがあります。

たとえばプリフロップでカードが「10♤10♢6♧」と開いたとしましょう。ここでレイズすると、ほかのプレイヤーは「10」をハンドに持っていることを警戒します。しかもテーブルには「A」や「K」といった強いカードがありません。

この時点で役ができていないプレイヤーはフォールドする可能性が高くなります。つまり「10」を持っていなくても、レイズすることで持っていると思わせるだけで勝つ可能性があるのです。

ポーカーは経験を積めばブラフが効果を発揮する場面というものがわかるようになります。普段からブラフを使ってほかのプレイヤーがどのように反応するのかをチェックしておきましょう。

スキル以外にポーカーで勝てない3つの理由

続いて自分に合うゲーム選びをしていないことが理由として3つご紹介します。

自分のスキルに合うテーブルを選んでいない

オンラインポーカーにはレートが違うテーブルが数多くありますが、ポーカーで稼げない人は自分にとって適切なテーブルを選んでいない可能性があります。

※ KKPokerのテーブル

「ノーリミットホールデム」などのテーブル一覧で「ブラインド」の金額と参加に必要なチップの金額が高いテーブルほど高レートのテーブルになります。

高レートのテーブルはポーカースキルの高いプレイヤーが集まるので、経験値が低いプレイヤーはなかなか稼げません。いくら資金があったとしても、また短時間で多く稼ぎたいと思ってもスキルがない人は避けたほうがよいでしょう。

またオンラインポーカーにはプレイヤーの特徴をメモする機能があるので、自分を「フィッシュ(弱いプレイヤー)」だとメモしていればカモだと認識される可能性もあります。

逆にレートが低いテーブルのプレイヤーはプリフロップでオールインするなどのプレイをするので、うまく稼げないことがあります。

※ 「2A」でオールインし負けている

トーナメントのみ参加している

トーナメントは安い参加費でエントリーできるのが利点ですが、入賞するのは難しいものです。トーナメントのみで稼げるのはごく一部のポーカープレイヤーであることを理解しておきましょう。

キャッシュゲームは確率と期待値にさえ注意すれば、長期的には稼ぎ続けることが可能です。しかしトーナメントは一度でも負ければ敗退することもあるので、キャッシュゲームよりも高いスキルが求められます。

またトーナメントは時間経過とともにブラインドが上がるため早期にチップを増やす必要があります。そこでキャッシュゲーム以上に勝ちを取りにいかなければなりません。そのためにはブラフをより効果的に使うことが必要です。

※ トーナメントには実力者が多く参加する

フリーロール(参加費無料)のトーナメントは経験を積むのには役立ちますが、優勝しても次のトーナメントのチケットをもらうケースが多いのでキャッシュを稼ぐのは難しいものです。

ラベリングをしていない

オンラインポーカーではほかのプレイヤーに関するメモを登録する機能があります。強いプレイヤーに対してラベリングやメモ書きをしていないと、同じプレイヤーと同じテーブルになった時に負け続けることもあります。

自分よりも高いレベルのプレイヤーは避けるために、ラベリングをしておくことも大切です。あるいはプレイスタイルを学んだり、癖をチェックしたりとラベリング機能は役立ちます。

ポーカーで稼げない人はこのような機能を活用するようにしましょう。

※ PokerStarsはラベル機能がある

※ KKPokerにはメモ機能がある

ポーカーで稼げない時にすべき7つのこと

続いてポーカーで稼げない時にすべき7つのことを解説します。

自分のポジションを意識する

ポーカーで稼ぐためにはポジションを意識することが大切です。自分の前やあとにどれだけのプレイヤーが残っているのかによって戦略は大きく変わるからです。

アーリーポジションはハンドレンジを狭くする

UTG(アンダーザガン)のように最初にアクションを決めなければならないプレイヤーは、あとのプレイヤーがどんなアクションをするのかを確認できません。つまりほかのプレイヤーに関する情報がない状態でアクションを決めなければならないということです。

仮に自分がベットしたあとに何人もコールしたなら、「A」や「K」といった強いハンドを持っている可能性が高いと判断できます。そのような状況では勝率も低くなる可能性は高くなります。

そのためアーリーポジションではハンドレンジをできる限り狭くすることが必要です。

レイトポジションは前のプレイヤーに応じてアクションを決める

レイトポジションであれば、前のプレイヤーがベットあるいはコール、またはフォールドといったアクションを選択する様子を見ることができます。

もし多くのプレイヤーがベットに対してコールしたならば、強いハンドを持っていると推測できるでしょう。よって自分のハンドがかなり強いものでなければコールできないと判断できます。

逆にみんながフォールドしたならば、それほど強くないハンドでもゲームに参加できます。

このように前のプレイヤーがどんなアクションを選択したのかを確認してから、自分のアクションを決めるようにしましょう。

アーリーポジションの利点を利用する

アーリーポジションはほかのプレイヤーのアクションを確認できないので不利ではあります。一方で最初にアクションできる利点もあります。それは「ブラフ」を最初にできることです。

たとえばフロップでテーブルに「995」と開いたとしましょう。もし「9」のカードを持っていれば「スリーカード」が完成します。

ここで最初にレイズしたプレイヤーは「9」を持っている可能性があるとほかのプレイヤーは判断します。そしてもしほかのプレイヤーの誰もが「9」を持っていないとすれば、たとえ「A」や「K」を持っているとしても無理に勝負せずフォールドする可能性があります。

勝率を意識する

ポーカーで稼げない時にはまず、勝率を意識するようにしましょう。ポーカーで稼ぐためには1ハンドごとの勝敗にこだわる必要はありません。期待値がプラスになるプレイを続けていれば、長期的にはチップが増えるからです。

期待値は確率とオッズ(配当倍率)を掛け合わせたもので、プラス(1以上)になれば有利と判断します。たとえば勝率が50%で勝った時のオッズが賭け金の2倍以上の勝利金を受け取れるならば、このゲームを続けると資金は増え続ける可能性が高いと判断できます。

逆に勝率が50%でオッズが2倍に満たないか、あるいはオッズが賭け金の2倍でも勝率が50%に満たなければゲームを続けるほどに資金は減り続けます。

まずはポーカープレイにおける勝率について理解しておきましょう。勝率を計算するツールはいろいろありますし、無料で利用できるサイトもあります。

※ フロップの段階で勝率は20.97%

オッズを意識する

勝率について意識したら、次はオッズについての理解を深めましょう。期待値は(勝率)×(オッズ)で計算できるからです。結果が「1」を越えれば期待値はプラスであると判断できます。

たとえば自分のハンドが「10♧10♡」でほかに2人のプレイヤーがゲームに参加しているとします。フロップで「K♢K♡9♤」が開いた場合、ほかのプレイヤーが「K」や「9」を持っていたら負けます。

しかしこの時点での勝率は67.11%なので、1÷0.6711=1.49(倍)以上のオッズがあれば期待値はプラスになると判断できます。

オッズは自分がベットするチップの額に対してポットのチップがどのくらいあるのかで計算します。通常はオッズが2倍を下回ることがないので、この場合には強気でベットできると判断できます。

ゲームに参加している時は常に自分がベットしたチップの額とポットの額からオッズを計算しておきましょう。

オッズ=(ポットの額)÷(自分が賭けたチップの額)

ほかのプレイヤーのアクションに注意する

キャッシュゲームでは期待値がプラスの時での勝負を続ければチップは増え続けることが期待できますが、トーナメントでは負けたらそこで敗退してしまいます。キャッシュゲームよりも賞金を狙える機会はそう多くないので、1ハンドごとの勝敗にはこだわる必要があります。

そこでチェックしたいのが、ほかのプレイヤーのアクションです。自分のハンドが「10♧10♡」でテーブルに「K♢K♡9♤」が開いた時、ほかのプレイヤーが「K」または「9」を持っていないかどうかを判断しなければなりません。

ここで自分が「チェック」をすると、ほかのプレイヤーも自分は「K」や「9」を持っていないと判断します。一方で「レイズ」すればほかのプレイヤーは警戒することでしょう。もし自分がレイズしたあとにほかのプレイヤーが「コール」あるいは「リレイズ」するようであれば、そのプレイヤーは「K」または「9」を持っている可能性が高いと判断できます。

そのような判断をするために「レイズ」が利用できることも理解しておきましょう。

ブラフを使えるようにする

ポーカーはブラフを使えるようにしなければ稼げるようにはなりません。特にトーナメントでは勝てる条件を待っているとチップがどんどん減り続けて不利な状況になります。ブラフを織り交ぜてチップを奪う必要があります。

ブラフとひと口に言っても、そのやり方はいろいろあります。相手プレイヤーの出方を確認するためのブラフもあれば、オールインで圧をかけて相手を降ろすこともあります。

特に効果があるのは、強いハンドで勝ったことを見せたあとのブラフです。相手は警戒しているため、勝てそうなハンドを持っていたとしても降りる可能性は高くなります。

※ 「KK」で勝利

※ 役が完成していないブラフ(フラッシュを警戒させる目的)

※ 相手はフォールド

相手のハンドを推測する

トーナメントで勝ち続けて賞金を稼ぐためには相手プレイヤーのハンドをいかに推測するかが重要です。

たとえば自分のハンドが「Q♢Q♤」でボードに開いたカードが「J♧5♧6ダイヤ4♢」だとします。ゲームに参加しているのはCO(カットオフ)の自分とBTN(ディーラーボタン)のプレイヤーのみです。

プリフロップで自分がベットし相手はコール、フロップでも自分のレイズに対して相手はコールしています。

このターンで相手プレイヤーはオールインしてきました。この時点で相手が「JJ」を持っている可能性は低いと判断できます。またプリフロップでベットに対してコールしていることから、ストレートができるハンドも持っていないと判断できるでしょう。その結果、このオールインに対してコールします。

相手プレイヤーは「6♧3♧」を開きます。もう1枚「♧」のカードが開くのを期待したのかもしれません。

結果としてリバーでは「8♤」が開いて勝利します。このように相手プレイヤーのハンドを推測し、想定できるレンジを考える癖をつけるようにするとよいでしょう。

バリューベットを意識する

バリューベットとは相手に対して有利なハンドを持っていると判断できる時、相手をフォールドさせずにポットを最大限に大きくするようベットすることです。たとえば「AA」のようなプレミアムハンドを持つ時、すぐにほかのプレイヤーをフォールドさせては少ないチップしか獲得できないのではもったいないものです。

そこで相手プレイヤーに対して自分の優位性を感じさせないよう工夫してゲームを進める必要があります。相手プレイヤーからチップを引出し、最終的にフォールドしにくい状況にしてからオールインなどでポットを大きくします。

ポーカーで稼げない時に注意すべきこと

ポーカーで稼げない時は注意すべき点もあるのでご紹介します。

フリープレイは参考程度に

オンラインポーカーには無料でプレイできるフリープレイがあります。一定時間ごとに付与されるフリーチップを使って無料でプレイできるというものです。ポーカーのルールを覚えるのには使えますが、稼ぐためにはあまり役立ちません。

自腹を切ることなく練習できますが、スキル磨きには限界があるので注意しましょう。

フリープレイをするユーザーの中には真剣にプレイしない人もいます。そのためイレギュラーなアクションに翻弄されることが多く、高いスキルを持つプレイヤーとの対戦に役立つスキルがなかなか身につかないケースが少なくありません。

お金をかけずにプレイできるのはよいのですが、フリープレイでのスキル磨きには限界があることを理解しておきましょう。

資金管理を徹底すること

ポーカーでは時にオールインで勝負しなければならないケースがあります。そのような時に手持ち資金のほとんどをテーブルに持ち込んでしまうと、負けた時に資金のほとんどを失ってしまいます。

そこで手持ち資金のうちどの程度の割合をテーブルに持ち込むのかを決めておきましょう。手持ちの資金が少ないと勝った時の利益が少なくなりますが、リスクも抑えることができます。

期待値を重視したプレイをする場合には、時に大きなドローダウン(損失)が発生することになります。そのような時に資金を失うことがないよう、適切な資金管理を心がけてましょう。

初心者のうちはフリーロールも活用するのも可

ポーカーを覚えたばかりの初心者のうちは、フリーロールのトーナメントに参加するのもよいでしょう。賞金を稼ぐことはほぼできませんが、場数を踏むことにはなります。

トーナメントで重要なのはほかのプレイヤーのハンドを推測することと、ブラフを効果的に使うことです。このスキルを磨くのにトーナメントへの参加は役立ちます。

もちろんキャッシュゲームでもこのようなスキルは役立つので、フリーロールトーナメントがあれば参加してみましょう。ただし勝ち続けることができれば、プレイ時間は2時間は超えることになる点には注意が必要です。

感情的にならない

オンラインポーカーでプレイしていると、負けた時に感情的になるプレイヤーがいることがわかります。コミュニケーションツールを使って相手プレイヤーに対して何かを投げつけるといった行為をしているからです。

負けた時に感情的になるのは自分のためにはなりません。負けた原因は自分自身であり、相手プレイヤーには何の関係もありません。単に自分のスキルが低いだけの話です。

また感情的になると負けたチップを一気に取り戻そうと、無理なオールインをするといった行為にもつながりやすくなります。結果的にギャンブル的なプレイになってしまうので感情的になるのは何のプラスにもなりません。

まとめ:ポーカーで稼げない理由を理解しよう

ポーカーで稼げない人の多くはスキル不足に気づいていない可能性があります。強いハンドが回ってこないから勝てないと思うかもしれませんが、その考え方そのものが間違いであるということです。誰もが同じ条件でプレイする中で稼ぎ続ける強いポーカープレイヤーは存在します。そのようなプレイヤーはみな数多くの経験を積み高いスキルを備えています。ポーカーで稼げない人はまず必要なスキルを把握すること、場数を踏んでスキルを磨くことを頭に入れておきましょう。

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